愛着障害について |
子どもたちが成人になると私たちと同じく社会人として仕事に勤めます。
その時に本当に必要な社会スキルは何か?
放課後等デイサービスには運動・音楽・勉強などに特化した様々な事業所があります。
その中で当施設は、子どもたちが安らげるサードプレイスであることは当然として、さらに「子どもたちが将来自立した日常生活を過ごせる未来に貢献すること」が放課後等デイサービスの最も果たすべき役割であると考えました。
そして、この目的を実現するためには、正しい知識のもとで療育のサービスを提供する必要があり、専門家の助言と監修が不可欠であると結論付けました。
こうした考えから、発達障害等の研究に力を注ぐ米澤教授に支援マニュアルの共同制作を依頼したところ、「適切な支援方法を広げたい」と快諾を受けて、和歌山大学教育学部×ウィズ・ユーの協力関係がスタートしました。
米澤教授自己紹介
臨床発達心理学・実践教育心理学・臨床認知心理学を専門としております。
今まで、心のメカニズム、さまざまな特性を分析し、それを活かすことを念頭に、特に子どもの理解とその支援を中心に実践研究をしてきました。
子育て支援、子どもの攻撃性への支援、不登校支援、学力向上支援、理解と思考の支援、意欲支援、人間関係支援などを通して、今一番、力を入れているのは、発達障害、愛着障害への支援です。
混同されやすい発達障害と愛着障害をしっかり峻別し、子どもに合った支援をするために、支援者へのアドバイスに全国彼方此方、走り廻っております。
是非、放課後等デイサービス、児童発達支援に活かしていただけたらありがたいです。
米澤教授メソッド「愛着障害」とは?
「愛着障害、愛着に問題を抱える子供」という気付きは、昨今、学校や幼稚園や保育園で急激に広がっております。
そうした教育や保育の現場に入り、子供の発達支援や学びの支援を実践的に研究してきまた。
「愛着障害・愛着の問題」にアプローチする大切さは、現場でよく混同されている、「発達障害」と確りと区別し、それに合った適切な支援をすることに活かしていただけます。
今まで、「発達障害」として対応や支援をしてきた中で、「何か違うのではないか?」と感じた方はいらっしゃるのではないでしょうか。
「愛着障害や愛着に問題」にアプローチすれば、そういった子供の「気になる行動」や「どうしてそんなことするの?」にという思いに応えることができるはずです。
もちろん、「発達障害」や「愛着障害・愛着の問題」を両方併せ持つ場合もあると思います。
そういった場合もそれを踏まえた支援をすることが大切です。
指導が困難な事例に対しても支援策が見えてくるのではないでしょうか。
愛着の問題は、今後の子供たちの学習支援や生活支援において重要な問題となってきているのです。
こうした観点から、子供たちのことを正しく理解し、子供たちに合った支援ができるのが、ウィズ・ユーです。
ウィズ・ユーを利用することで、子供たちが少しでもしっかりと支援され、愛着の絆を意識して、すくすくと育っていってくれることを心から願っております。
ウィズ・ユーの共同研究を引き受けた経緯
放課後等デイサービスや児童発達支援事業に専門的な知見を活かしたいという、ウィズ・ユーさんの真摯なご姿勢、丁寧なアプローチに感銘を受けました。
私の思いも尊重いただき、「私ならでは」の現場ですぐに使っていただける【実践的研究成果】を"放課後等デイサービス"、"児童発達支援"に活かしていただけたら、必ずや有益な成果を感じていただけ、私自身の研究も更に実践的に発展すると思いましたので、引き受けました。
ウィズ・ユーが共同研究者として依頼した経緯
子どもたちが成人になると私達と同じく社会人として仕事に務めます。そこで必要な社会スキルは一体何なのか?
昨今、様々なプログラムを提供している事業所が多くなってきています。
ウィズ・ユーでは「子どもたちが将来、自立した日常生活を過ごすこと」が放課後等デイサービス・児童発達支援において、最も果たすべき役割だと考えております。
「個別支援」に力を入れ、一人ひとりの性格や特性に合わせたプログラムを提供することで、更なる社会スキルを身に付けることができるのです。
そのためには、児童の特性を理解し正しい知識のもとサービスを提供しなければなりません。
子どもたちにより良いサービスを提供するためには専門家の助言が必要であると考えました。
そこで、これまで「愛着障がい」の研究に力を注いでおられる米澤教授へ共同研究を依頼したところ「適切な支援方法を広げたい」と想いが一致し快諾いただけました。